「平核無」ひらたねなし
原名:八珍、核無
別名:八珍、核無、庄内柿、おけさ柿
果実特性:
新潟県原産の不完全渋ガキ品種で、「富有」に次いで生産の多いカキ品種です。一般のカキは、染色体の倍数性が六倍体であるのに対し、この品種は九倍体で、このために種子が退化して種なしの果実となります。不完全渋ガキですが、種子がないので果肉には褐斑がありません。
中生の品種で、10月下旬頃〜11月上旬頃が収穫期です。果実の大きさは中程度で、玉揃いは良好です。果皮色は赤みが少なく、橙黄色です。条紋は発生しません。
糖度は14%程度で、高くありませんが、肉質は緻密、きわめて柔軟、多汁で、食味は優れています。収穫後、炭酸ガス脱渋法、エチルアルコール脱渋法のいずれの方法でも脱渋します。脱渋後の日持ち性は、カキ品種の中では優れている品種です。へたすき性(果底部から裂果する性質)や果頂裂果性はありません。
干柿としても生産されます。
樹勢は強く、樹姿は直立性と開張性の中間です。雌花のみを着生します。単為結果力が強く、結実は安定しています。種子はできても果実発育早期に退化してしまい、一般に果実成熟期には無種子果となります。
果実:

画像提供:果樹研究所

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